打ち上げのお知らせ

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/7445/1157300196/131-132
にて告知されていますが、C75の後に打ち上げを行うそうです。

日ごろのオンライン対戦での好敵手の顔を見たり、ミッション製作者と語らったりしたい方は是非ご参加を!

ゼロのRaidersリプレイ

C75で頒布される「ゼロの使い魔」をモチーフにした作品、「ゼロのRaiders」の動画があがっていたのでご紹介します。

D

帆船かっけぇぇぇぇぇぇ、地面すげぇきれぇぇぇぇぇ!
まるで映画みたいです。

コミックマーケット75におけるRS情報

今冬12月28日より開催されるコミックマーケット75におけるRS関連情報をお伝えします。

今回のRS界隈の参加サークルは電プロさんのサークル「Rectangle」のみでした。

・・・のみでした?

なんと今回は本家が参戦です!

ついについに、本家が動き出しました!!

Rectangleさんのサークル出展情報は以下のとおりです。

●サークル名
「Rectangle」

●日時
2日目 29日(月曜日)

●場所
西地区 "よ" ブロック 05b

お隣は狼炎改のSEEDさんと、Windowsシューティングゲームを出展されるMercureさんです。

●出展作品
「RaidersSphere3rd」
「the Battle of 11th Islands OFFLINE」
RaidersSphere 2nd 〜the hidden script〜 Original Sound Track」
「RaidersSphere3rd Original Sound Track」

●委託作品
・碧月旅団
「Blue Moon Striker」(新刊)
 内容1……「Blue Moon Striker」
 内容2……「ゼロのRaiders」
 内容3……「海のあをにもそまずただよふ C74 Edition」

・若葉堂本舗
「RSEclipse Ver,1.0.0」(RSEditor用統合開発環境)

●サークルサイト
・Rectangle公式ホームページ
http://www.rectangle.jp/

・碧月旅団 〜セルメニア王国空軍 遊撃飛行隊
http://selmenia.blog122.fc2.com/

・若葉堂本舗:【trac】RSEclipse
https://ssl.wakabadou.net/trac/rs/tool/rseclipse/

「碧月旅団」代表”ながら”さんインタビュー

先々週末に行われたコミケ74、それにRaidersSphere関係で出展されたサークル、”碧月旅団”さん。
結果は持ち込んだディスクが昼頃に完売と、大盛況だったようです。
ところでこのディスクの製作者、”ながら”さんとはどのような人物なのでしょうか?
正式なオリジナルミッションを初めて公開されたのが一昨年末のRSO。そしてコミケ73RSO2と参加され今に至ります。
かなりの数のイベントに参加されるということはそれほどRaidersSphereが好きということなのでしょうか?
それともただ単にお祭り好きなのでしょうか?
今回取材を依頼したところ快く承諾してくださいました。
以下インタビューの内容になります。
海あを”の製作者、”ながら”さんがどういう人物なのか。
少しでも伝われば幸いです。
Q1.作品製作の動機とは?
――まず、今回出展した作品についてですが、これらはどういった動機、経緯で作成に至ったのでしょうか?
ながら:*1”海のあをにもそまずただよふ(以下、海あを)”は実験的な意味の方が強いんですよ。

 アドベンチャーパート(以下、ADV)導入してみたらどんなミッションができるのか、
シューティングゲームとのバランスはどうやって取ればいいのか、といったサンプル的なことで制作を始めました。
ほかはセリフが多いからいっそADV、というのもありますね。
「船モノ」というシナリオ基盤は順序としては最後にできてます。
 で、大戦機の方ですが、これは第一次大戦機作ってる間に第二次大戦機作りたくなった、というのが実態でしょうか。
”天翔けるRaidersバカ”制作中に、不意にP-38つくったのがきっかけだったような記憶があります。

 各国3〜7機くらいで大戦機モデルを作ったら、自作ミッション制作陣やオンライン対戦の共有資源になるかなと考えたのが1点。
もう1点は、第一次大戦機よりも新規ユーザーの誘引性が強いため、*2RaidersSphere Editor(以下、RSE)”のPRにもなると考えたためです。
 今回英独機を中心に作ったのは、偽ファンタジー風欧州戦記を構想していたこともありますが、日米機は*3RaidersSphere Other Missions(以下、RSO)”で既にできているというのが大きかったですね。
いつかは当初考えていた各国数機ずつのパッケージを完成させる「大戦機計画」の一環として、まずは使える機体と勢力を増やす、という方向性です。

――そのような計画が(笑)ユニットは共有化前提で製作されていたのですか。
ながら:もちろん性能面のバランス調整は制作者やオン対のレギュレーションごとに必要ですけど、大ざっぱなサイズはあわせる予定でした。
今回もXViewerで開くと1マス5mくらいの計算で揃えてあります。

――最近増えつつあるオン対特化型パッケージの幅がまた増えるわけですね。それも今後楽しみです。
――作品のくくりに関しては、両作とも話が思いついてから作成に至ったわけではないと。
――”海あを”はADVを始めとした様々な新しいアイディアを試し、広めるために、
――”silver raiders night”は第二次大戦機をベースにしたミッションパッケージを作るためにそれぞれ作られた。
――こんな感じでしょうか…?

ながら:”海あを”の「広める」までは考えてなかったですが、あとは概ね間違っていません。
基本的にコンセプト先行型の制作ですので(笑)

Q2.出展後に思うことなどは?
――今回実際に作成、出展を行われましたが、それらで何か感じたことはあるでしょうか。
――もっとここをこうすべきだった、とか、これは予想外のことだった、とか。

ながら:修正すべきところはいくらでも出てきますね……終わった後に(笑)
究極的にはもっと余裕のある制作を、で済んでしまいますが。
今回について言えば、もっとたくさん持ち込むべきだった、かなあ。

――今回の反省点、活動後の感想をまとめますとこのようなかんじでしょうか?
――今回の反省点は発行部数。
――そして感想として”RaidersSphere”自体の凄さと同人活動そのものの魅力の再認。

ながら:そんなとこですね。
オン対メンバーの集合とか、感傷的に語り出すときりがなさそうで(汗)

――成る程(笑)
――では反省的なところの他に、何か感想的なものはありましたでしょうか。
ながら:ありきたりですけど、「”RaidersSphere”はすごい」と「自分の作ったものが手に取られてることへの感嘆」ですかね。
前者は”RaidersSphere”本体がそこにあるだけで、ジャンルが「”RaidersSphere”二次創作」じゃなく「***のフライトシューティング」になってしまうこと。
後者は、同人活動やってるとやめられなくなる中毒症状というか、そんなかんじのものです。
上手くは言えませんけどね(苦笑)

――やはり一作家としてはより良いものを手に取っていただきたい、とかでしょうか?
ながら:もちろんそれはあります。
ただ、どちらかというと「楽しんでもらいたい」、プレイ後に、面白かった、こんなのもありなんだ、といい意味でびっくりしてもらいたい、ですね。
自分の作ったものに興味を示してもらえる、感想をもらえる……これらは真面目な話をすれば「自己肯定がどうこう〜」なんでしょうが、そんな理屈じゃないんですよ、そこにあるものは。

――やってみなければわからない、そしてやりだすと止まらない、と(笑)
ながら:「気付いた時にはもう遅い」も付けておかないと!(笑)
 まさか文系人間の自分が、3Dモデル作ってるなんて、二年前は考えもしませんでした。

――それだけ夢中にさせるものが同人活動とRSにはあるということですね
ながら:それは間違いないですね。

 もっとも、RSの場合、*4TS2や*5lightChatを通して、普通の同人サークルにおける作り手と受け手の距離よりも近くに仲間が見えるというのも大きいかも知れません。
そのへんは実際にオンライン対パックを製造しておられるtzadynさんの方が詳しいかも知れませんけど(笑)

――最後にユーザーの方々にメッセージをお願いします。
ながら:
・「完結待ち、シナリオ待ちの方へ」
……またしても生殺しですいません。

・「ミッション、3Dモデル制作志望者の方へ」
……RSEの可能性はまだまだ広がっていくと思います。
 RSEは自分の世界を作り上げる、あるいは既存のどこかの世界で飛び回るきっかけになるはずです。
 一度飛び込んでみてください。
 「RSE初の何か」だけでも未踏地帯はまだまだありますから!
……ところで誰か人型モデル飛ばして「RSE初の18禁」とか言い出しませんかね?(邪笑)

・「RSを愛するすべてのみなさんへ」
……今後ともよろしくお願いします。

――本日はありがとうございました。

*1:RSE作品 "海のあをにもそまずただよふ"
オンラインイベントRSO2にて初公開。
C74にてアペンドディスク「Silver Raiders Night」にて話数追加版を収録。
8月25日現在において未完の作品。
RSO2公開版はRectangleにて現在もダウンロード可能。

*2:RaidersSphere Editor (RSE)
RaidersSphereのミッションをユーザーが作成できる機能。
エースコンバットツクールと考えると分かり易い。
2ndの後期verより実装、3rdは初期verより搭載されており、RaidersSphere 3rd自体この機能によって製作されている。
ユーザーのオリジナルミッション製作が現在の遊び方の主流といっても過言ではない。

*3:RaidersSphere Other Missions (RSO)
2006年末に行われたRectangle主催のユーザー参加型企画第一号。
複数のユーザーがオリジナルミッションを製作し、一枚のディスクにまとめて販売するという内容。
現在いくつかの同人作品取扱店で極少数在庫があるとのこと。
今年初めには二回目となるRaidersSphere Other Missoins 2も行われたが、
こちらはディスク販売を行わない完全なオンラインイベントとなった。

*4:TeamSpeak2
無償で提供されているボイスチャット
同時多人数での会話が可能。

*5:lightChat
若葉堂本舗が提供しているリアルタイムWebチャット。
現在オンライン対戦のメインコミュニケーションツール。