Ironnitrideさん作「嵐の予兆」

暫く滞っておりましたが、再びRSO2の各作品の感想と紹介を行おうと思います。


Ironnitrideさん作
嵐の予兆






『奴はどこから来たのか、そして、目的は何なのか?』
                          -Rectangle内RSO2製作者コメより抜粋-











本当に彼は何がしたかったのでしょうか?www





RSO2紹介第三回は薄暗いパッケージが不安感を誘う「嵐の予兆」。





製作者のIronnirideさんはRSOにも参加された経験のある方です。
作品名は「MF社の逆襲」
正統派8ステージで構成された硬派な作品は、皆さんの記憶にもまだ新しいのでは?

ところが今回の作品は打って変わって異端派4ステージのぶっ飛んだ作品にw
曳船や大門のようなまともな敵が一人も出てきませんw
それもそのはず。
作者様のメッセージをご覧になれば分かる通り、今回完全に「ネタ」を意識して作られています。
4ステージという短さを感じさせない程、それぞれのステージにたっぷりと凝縮されたネタが詰まっています。いえ、詰まり過ぎていますw









ではどのようなネタが盛り込まれているのでしょうか…?
一言で言わせていただきますと…

○チガイ教授万歳!!

…といった感じでしょうかw
ギャグ漫画の典型の一つ、「まともな学校を変なやつがかき乱していくうちに学校自体がおかしくなる」を実践しているのも個人的に良かったです。
限定ネタを使用していないので元ネタを知る必要も無く、誰がやっても楽しめるはずです。


ただ少し残念な点が一つ。
ネタミッションなのでストーリー性は皆無でも問題ないのですが、終わり方がいささか唐突過ぎたと思います。
終わり良ければ全て良しの言葉通り、折角のネタも終了演出にかき消されると、もの寂しい印象のみプレイヤーに与えて終わってしまうのでは、正直勿体無いかと。
ただしそれを上回る珠玉のネタが満載で何回もプレイヤーを楽しませてくれるため、本当に小さな点なのですがw

未だにどれからプレイしていいか迷っている方がいましたら、とりあえずこの作品をプレイすることをお勧めします。
絶対に損はしないでしょうw